旧大卒が授業ノートの取り方を解説!これだけで成績が上がる!

勉強

授業中に先生が板書したことを書きとる授業ノート。

後から復習するときや試験前に見直すため、成績アップにはかなり重要なものですよね。

しかし、

  • 板書を写しているだけで頭に入ってない
  • 時間が足りなくて勉強不足だ
  • 成績アップするノートのまとめ方が知りたい

と悩んでいる人もいるのではないでしょうか。

そこで今回は、旧大卒の筆者が、中高生向けの授業ノートのまとめ方をご紹介します。

少しの意識で成績アップに繋げることができるので是非試してみてくださいね。

授業ノートを取るべき理由

そもそも授業ノートって何のためにあるのでしょうか。

ノートを取ることが当たり前すぎて、疑問にすら思ったことがないかもしれませんね。

実は、これが大きな穴なのです。

ただ板書を写しているだけでは頭に入ってこないのも当然。

今何ののために文字を書いているのか意識してみましょう。

授業中にノートを取る理由。

それは以下の3つです。

  • 先生が話すことを忘れないため
  • 復習やテスト勉強で見直すため
  • 書くことで記憶定着に繋がるため

どうでしょうか。

授業を受けること=ノートを取ること

ではなく、こうした明確な目的があるのだと意識するだけで、ノートを取ることに対して少しだけ前向きになれますよね。

成績が上がるノートの取り方

続いて、具体的なノートの取り方について見ていきましょう。

ノートを取る時のポイントは2つ。

  • 先生の発する言葉に全集中
  • 板書をすべて写す必要はない

1つずつ解説していきます。

先生の発する言葉に全集中

まず、授業中に一番大事なことは先生の言葉に集中することです。

先生は、言ってみれば授業の司会者

先生の言葉を聞き逃してしまうと、その後授業についていけなくなったり、テストに出るところを見落としたりすることもあります。

そのため、意外に思うかもしれませんが授業中はノートを取ることよりも、まずは先生の言葉を聞き逃さないことの方が優先度は高いんです。

筆者の塾の生徒でも、授業が終わっても何にも頭に入っていないという子が多くいました。

そういう生徒には、授業中ノートを取ることではなく、先生の話を聞くことに重きを置くようアドバイスしています。

すると、

  • 授業中眠くなくなった
  • 授業が理解できるようになった

という声が多く上がっていました。

授業が「早く終わればいいのに」ではなく、「あ、もう終わった」になるらしいので、是非意識してみてくださいね。

板書をすべて写す必要はない

実は、先生が黒板に書いた板書をすべて写す必要はありません

なんなら、省けることは省いた方がいいくらいです。

こういうとよく驚かれるのですが、理由は簡単。

先生が発した板書以外の言葉を書き写す余裕を残すためです。

そもそも、先生が板書することの中には、教科書に書いてあるものも多々ありますよね。

そういったことは、丸写しするのではなく、教科書の「〇ページ〇行目」という感じで省略してしまいましょう。

そして、その間に先生が話した重要そうな言葉をノートに書き込んでいくのです。

具体的にはこんな感じです。

もちろんテストに出るところはだいたい板書してくれていると思いますが、その他の「覚え方」「考え方」までは黒板に書かない先生も多くいます。

後の勉強に役立ちそうなことは、逃さずキャッチしましょう。

ノートを取る時にやってはいけないこと

ノートを取る時に、やってしまいがちな失敗例もご紹介します。

もし自分に当てはまるという方は成績アップのチャンスだと思ってこの機会に改善してみましょう。

装飾にこだわりすぎる

誰しもノートはきれいに取りたいものです。

見やすくすることで余分な時間を省けますし、勉強もはかどるのは事実でしょう。

そのため好きな色やペンを用いてノートを取ることは推奨しています。

ただ、やりすぎは禁物です。

自分が分かりやすいようにノートを取るのはいいのですが、何色も使ったり、イラストを描いてストーリーを持たせたり…というようなことはあまりオススメしません。

その間に先生の言葉を聞き逃したら元も子もないからです。

色は3色程度、見やすさ重視でいきましょう。

家に帰ってから書こうとする

板書が多い先生の授業でありがちなのは、板書を写すことで精一杯になってしまうこと。

文章量が多いと頭を働かせる余裕なんてなくなってしまいますよね。

その結果、先生が言った大事そうな言葉を後で書こう、と考えてしまうことも…。

しかし、だいたいそういうことは忘れてしまうものなんですよね。

そんな事態が起こらないためにも、「後から書こう」思考はやめましょう。

板書の多い先生は教科書に書いてあることまで写していることもあるので、そこは先ほど言ったやり方で省いて、自分が必要だと思ったことだけ書き写しましょう。

そうすることで先生の言葉をキャッチする余裕も出てくるはず。

最初は難しかもしれませんが、こういう授業の受け方を意識することで、どこを板書するべきかもわかってくるはずです。

授業ノートの見直し方&テスト勉強の仕方

さあ、自分だけの授業ノートができたはずです。

でもこれをどう生かしたらいいんだろう?と疑問に思う人もいるかもしれません。

そんな方へ、授業ノートの有効活用法をお伝えしておきます。

今回伝授したポイントの

「先生の発した需要事項を書き記す」

ができていれば、あなたの授業ノートは立派な参考書になっているはず。

後は、教科書を見たり、問題集を解いたりした上で重要だと思った部分を追記していくだけです。

基本的な勉強はこれで問題ありません。

テストの前には、重要事項に青ペンでラインを引いて赤シートで隠し、暗記ノートにしてしまいましょう。

どうですか?

授業ノート一冊で復習からテスト対策までできてしまいましたね。

このやり方であれば、イチからノートをまとめ直す必要もないので勉強時間短縮に繋がります。

その結果、他の科目に時間をさけるため、全体的な成績アップが可能になります。

まとめ

今回は、旧帝大卒の筆者が成績アップに繋がるノートのまとめ方をご紹介しました。

ポイントは、

  • 板書はすべて写す必要はない
  • 先生の言った重要なポイントを聞き逃さない
  • 装飾はこだわりすぎない

ことでしたね。

このポイントを意識して、明日からの授業ノートを改革してみてくださいね。

コメント

タイトルとURLをコピーしました